1歳半健診や3歳児健診で積み木を積んだりすることありませんでしたか?
よく「うちには積み木がないので、やらせたことがありません。」というお母さんも多い。ブロックはしても、積み木をする機会減ってるんでしょうね。
なぜ積み木なんでしょう。ブロックも積み木も創造性を育むいいおもちゃです。同じように重ねたりするおもちゃですが、特徴が異なります。
積み木は
①重ねるのにバランスが必要
二つを押しつけてくっつけるのではなく、置く際の力加減や位置が大事です。
②壊れやすい
ちょっとした刺激で崩れてしまう。ちょっとハラハラしますね。逆に壊す楽しさもありますね。
細かいことは色々ありますが、手先の器用さや見本を真似する力があるかをみています。でも、別に絶対できないといけないわけではないのです。
みんな人間それぞれ違いますから…
じっと見られるのが苦手な子は、お母さんと保健師がお話しして目線を逸らすと出来ていたり、壊すことが楽しいと思う子もいる。頑なに言われたことなんかやりたくないよっていう子もいる。
どの子も素敵です!どうだったら良いとか良くないとかではないのです。一応基準はありますが…
健診では、一緒に来たお母さんやお父さんとのやりとりの様子、どんなことに興味があるか、知らない人に会った時の様子、他の子供達との関わり方など、色々なことを組み合わせてみています。だから積み木積めなかったって落ち込む必要はないよ!
健診は親子ともリラックスして、日頃の親子での様子など話したり、ちょっと気になる大丈夫かなって思ったことを聞く場です。
健診行って保健師や医師の言葉に傷ついたお母さんもいらっしゃるかもしれません。そういったことは保健師として申し訳ないと思います。親御さんにとって、心強くなる健診を心がけねばと思います!